久しぶりに昨晩10時過ぎに我輩が鼠を銜えて来た。後ろが騒がしいので振り返ると銜えていた鼠を口から放した。しかし鼠ももう遠くへ逃げ出す元気は無く、そのうちにしっぽが水平になり動かなくなった。我輩は爪先でしばらくいじっていたが、また外へ出て行った。今まで銜えて来た中で一番サイズが大きく、もう再び追いかけ回さなくても良いほどで銜えた獲物を放すとは、なれたものである。もちろんおおいに褒めちぎったのであった。今朝玄関近くの、江戸川区が植えてくれた木の根元に埋めた。

2011.2.13日のパレスチナ・ガザ　スカイプ中継は数十名のギャラリーの見守るなか、ガザ地区の女子大生シャハッドちゃんとの間で行われた。質疑応答を交えつつ数十分に及んだ。エジプトの大統領がヘリで大統領府を脱出した次の日である。人類が20世紀後半に持ったワールドワイドウエッブというものは、こういうものだったのだ。イスラエルの政治的に不当な態度はこれからも続けられるものではないだろう。両国民への現実的な態度として融和を目指すべきだ。
13日のスカイプ中継交流の様子は14分ほどにまとめたクイックタイムファイルで見れます。こちらから動画でどうぞ。
こちらからどうぞ..

増山麗奈女史が自らの住まいをギャラリーとした展覧会、WE♥ART♥LOVE♥2011展が7日スタートした。6日に其の展示に行って来た。それぞれ出品者が持ち寄った作品と作業でギャラリーはてんこもり状態だ。自分の展示を終え全体像を見る事無く途中で引き上げた。13日には中東の地パレスチナ・ガザの個人のお宅と、繁栄するTOKYO新宿の住宅地が複雑な政治の壁に通されたかぼそい電線を通じてスカイプで繋がるそうだ。地中に掘られたトンネルを通じてエジプトから物資を補給していると報道で見聞きするが、さほど厳重に封鎖された所とITの力で結ばれたらすごいと思う。かくも過酷な状況に忍従を強いられる人たちとITを通じて対面出来るとは、まさに西行ではないが「命なりけり」であろう。実際に中継に成功したなら其の事実によってまた新たな感慨がわく事だろう。其の現場をご一緒に見届けましょう。