ヨシキリ亭in 江戸川 日々に感じた事を写真画像付きで。 | ||
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2015年2月14日(土曜日) | ||
水素社会 | 11:23 yanagi | |
イスラム国発行の印刷物に日本人の二人の処刑は日本国に対する辱めをあたえるためだったという記事が載ったそうだ。平和憲法を持ちながら有志連合に加担したという事らしい。この事で驚いたのは日本の国是ともいうべき平和主義を、あのイスラムの国でも知られていたのだという事だ。 日本の代表的な企業のトヨタ自動車は、燃料電池自動車を発売した。世界初の量産車らしい。水素エネルギーを電気に変えて電気で走るそのなもズバリ みらい、という。電気を充電して走るのではない。水素を使って発電する,というアイデアは取り立てて独創的とはいえないが、どのようなかたちで水素を使うのか、という問題にひとつの答えを出した。水素ステーションを作りガソリンスタンドのように其処から補充する。トヨタ自動車は普及をめざし、特許を公開するそうだ。これをひとつの発電システムと捉えると、東京ガスのエネファームのように各家庭に備えると、それぞれが自宅で発電する社会になる。水素をどのようにして大量に得るのか知らないが、これも安価に量産するシステムを開発すれば、未来社会を開く大きなファクターとなろう。H2Oは世界中にある。砂漠の国にも波打ち際はある。 我が国の生命線という言い方で,原油をめぐって、戦争をした時代もあった。今も紛争の大きなファクターである。 水素社会への一歩をふみだして、世界中にエネルギーへの餓えを無にするため奮闘する事がひいては、血なまぐさい紛争に最も貢献する一撃となるのではなかろうか。屈するのではない。貢献を。 | ||
2015年2月08日(日曜日) | ||
名画を見る | 17:36 yanagi | |
世の中インターネットの普及もあって、世界中の戦慄すべき事が話題になているこのごろだが、久しぶりに午前十時の映画祭の 太陽がいっぱい を見に行って来た。何度か見ている筈だが見終わって満足して映画館をあとにできたのだった。つまりやっぱり名画は名画だった。ニーノ・ロータの音楽は知らない人が無いくらいに、かつてはよく耳にしたものだった。筋も知っていたが、よく見ると新たに見つけた事も多いのだった。アランドロン演じるトムはアメリカ人だということも再認識したのだった。この映画は1960年に公開された、イタリア、フランスの合作である。自分の持てる能力を駆使して、財産と美女を手に入れた時に「今まで生きて来た中で、一番幸せだ。太陽がいっぱいだ」とつぶやく瞬間、ここまで彼なりにあらゆる努力で積み上げて来たものが、一気に崩れさる、みんな知っている最後の場面に収斂してゆくのだ。見方によっては、傑作の王道といえるのかもしれない。「恐怖の報酬」もそうだったように。 「太陽がいっぱい」は来週までやっているようだ。2,3作上映のあと、また次の名画上映パート3へとつながってゆくらしい。どういう作品になるのか楽しみだ。 | ||
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