ヨシキリ亭in 江戸川 日々に感じた事を写真画像付きで。 | ||
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2018年4月22日(日曜日) | ||
プラド美術館展を見に行った。 | 19:56 yanagi | |
15日の日曜、混んでいるのを覚悟で上野の西洋美術館へプラド美術館展を見に行った。はっきり言ってベラスケスが目当てだが、プラド美術館という世界的に有名な美術館の作品群もみれるとあって、前々からチケットを手に入れてみにいった。入場してみるとさほど混んではいない。十分にゆっくりと観賞することができた。ティツイアーノ、バンダイク、クロードロランなどの有名所も有ったが,ベラスケスが7点来たということだ。 フェリペ4世の像は20代の頃に見たことが有ったが、それ以外は初めて見るものだと思う。とくにチケットの図柄にも使われていたカルロス王子の騎馬像はおもわずかっこいいと心のうちでつぶやいていた。 それから20の頃の作品とされる東方三博士の礼拝は描写から構図まで見事だった。幼き中にも思慮深さの伺える幼児の表情、それを静かに見守る母マリア、お祝いに駆けつけたものたちの控えめな表情。カラバッジョ譲りの明暗の対比も全てが夜明けの静謐さの中に有る。同じ部屋にルーベンスの聖母子の像があったが、こちらは表情からして幼児のものとは思われない、今時のテレビコマーシャルを連想させた。 全体的に宗教画がほとんどである。もちろん17世紀のものを持って来ているのだかから、その時代の絵画ということである。 | ||
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