平素より丸木美術館をご支援いただきありがとうございます。
このたび、丸木美術館では以下の企画展を開催することになりました。
戦後を代表する絵本作家として活躍した丸木俊の、繊細な描写と鮮やかな色彩による絵本の仕事を紹介する企画展です。
同時期に埼玉県立近代美術館では丸木俊の夫・位里の母親である丸木スマ展が開催され(7.5-8.31)、渋谷区立松濤美術館では位里の妹の大道あや展が開催されます(8.5-9.21)。
なお、本企画展に伴う展示替え作業を6月29日に行います。
ボランティアとしてお手伝いいただける方がいらっしゃいましたら、丸木美術館事務局にご連絡ください。
(TEL:0493-22-3266)
http://www.aya.or.jp/~marukimsn/top/bol.htm
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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丸木俊 絵本の世界展
―鮮やかな色彩の交響曲―
2008.7.5(土)-9.6(土)
http://www.aya.or.jp/~marukimsn/kikaku/2008/2008toshiehon.htm
原爆の図丸木美術館
開館時間 9:00-17:00
休館日 毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)、7/15-8/31は無休
入館料 大人900円 中高生600円 小学生400円
団体(20名以上)、チラシを持参の方、60歳以上、比企地区在住者は100円割引。障害者半額。
【企画展ギャラリー・トーク】
丸木ひさ子(絵本作家・丸木俊の姪)、岡村幸宣(原爆の図丸木美術館学芸員)
日時:8月23日(土) 午後2時
場所:原爆の図丸木美術館企画展示室
参加者は当日の入館券が必要です(事前予約不要)
丸木俊(赤松俊子、1912-2000)は、夫・位里との共同制作《原爆の図》をはじめとする画業の一方で、生涯に150冊を超える絵本や挿絵、装幀の仕事を残しました。
戦時中に出版された南洋の絵本からはじまり、戦後は外国や日本各地の童話や民話、創作絵本、そして原爆や水俣病、沖縄戦などの記録絵本と、幅広いジャンルを手がけているのも大きな特徴です。
繊細な筆づかい、鮮やかな色彩のもたらすその豊穣な世界は、見る者の心を強く惹きつけ、1971年にチェコスロバキアのブラチスラヴァ国際絵本原画展でゴールデンアップル賞を受賞するなど、国内外で高い評価を受けました。
今回の企画展では、初期の代表作『ヤシノミノタビ』(1942年帝国教育出版部刊)から最晩年の絵本『どんぶらこっこすっこっこ』(1999年福音館書店刊)まで、絵本原画やさまざまな関連資料をもとに、絵本作家としての彼女の足跡を紹介します。
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原爆の図丸木美術館
開館時間 午前9時〜午後5時
(12月〜2月にかぎり午前9時半〜午後4時半)
休 館 日 月曜日(祝日の場合は翌平日) 夏休みは休館日なし
年末年始 12月29日〜1月3日
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