【丸木美術館より】企画展「第五福竜丸...

日付:  Fri, 25-Feb-2011
カテゴリ: メッセージ

2月26日(土)から「第五福竜丸事件 ベン・シャーンと丸木夫妻」と題する 企画展を行います。 第五福竜丸事件を主題にした丸木夫妻の原爆の図第9部《焼津》、第10部《署名》と ともに、都立第五福竜丸展示館の協力により ベン・シャーンの「Lucky Dragon」シリーズを展示して第五福竜丸事件を読み直す企画です。 3月5日、3月26日には連続トークを開催いたしますので、ご家族やお友達と ご一緒に、ぜひご参加ください。

3月5日の第1回には文化放送のラジオパーソナリティーとしてもおなじみの詩 人アーサー・ビナードさん、元第五福竜丸乗組員でビキニ事件の語り部として全 国各地で講演活動を行っている大石又七さんをお迎えします。 3月26日の第2回には第五福竜丸平和協会事務局長の安田和也さん、三重大学 研究員でマーシャル諸島における核実験の研究をしている竹峰誠一郎さんをお迎 えします。

〈連続トーク 第1回〉
日時:3月5日(土)午後2時
講師:アーサー・ビナード(詩人)、大石又七(元第五福竜丸乗組員)
【講師略歴】
●アーサー・ビナード
1967年、米国ミシガン州生まれ。ニューヨーク州のコルゲート大学で英米文学を 学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。 詩集、エッセイ、絵本を多数上梓するほか、文化放送と青森放送でラジオ・パー ソナリティーをつとめる。全国各地で講演活動等も行っている。 2001年に詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞、05年に『日本語ぽこり ぽこり』(小学館)で講談社エッセイ賞、08年には『左右の安全』(集英社)で 山本健吉文学賞を受賞。 ベン・シャーンの「ラッキードラゴンシリーズ」13点+2点と自らの温かく力強 い言葉で構成した絵本『ここが家だ――ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社) は、07年に日本絵本賞を受賞した。

●大石又七(おおいし・またしち)
1934年、静岡県榛原郡吉田町生まれ。 48年から漁師、第五福竜丸の甲板員・冷凍士として被爆。 入院生活後、東京でクリーニング店を営む。 83年頃より被爆体験を語り、核廃絶を訴える活動をすすめる。 築地にマグロ塚を作る会主宰。財団法人第五福竜丸平和委員会評議員。 主な著書に『死の灰を背負って』(新潮社・1991年)、『ビキニ事件の真実――い のちの岐路で』(みすず書房・2003年)、『これだけは伝えておきたい ビキニ 事件の表と裏』(かもがわ出版・2007年)などがある。 現在も新作を執筆中。

〈連続トーク 第2回〉
日時:3月26日(土)午後2時
講師:安田和也(第五福竜丸平和協会事務局長)、竹峰誠一郎(三重大学研究員) 朗読『ロンゲラップの海』(石川逸子詩、好村俊子朗読) ※参加自由(当日の入館券が必要です)

--------ここより3/9日に追加-----------

3月5日に行ったアーサー・ビナードさん、大石又七さんの連続トークには、おか げさまで約100人の参加者に聞いていただけました。 朝日新聞埼玉版に報告記事が掲載されましたが、ウェブでもご覧いただけますの でよろしかったらお尋ねください。
【「人類は第五福竜丸に乗っている」米詩人と元乗組員対談】@asahi.com
http://mytown.asahi.com/areanews/saitama/TKY201103050435.html

3月26日の第2回には、企画に多大なご協力をいただいている第五福竜丸展示館の 安田和也さんと、三重大学の研究員でマーシャル諸島の被爆問題がご専門の竹峰 誠一郎さんをお招きします。 詩の朗読もございますので、ぜひ多くの方にご参加いただければと思います。
■3月26日(土)午後2時
出演:安田和也(第五福竜丸平和協会事務局長)    竹峰誠一郎(三重大学研究員)    朗読『ロンゲラップの海』(石川逸子詩、好村俊子朗読)
参加費無料(入館料別途・友の会は無料)

------------------ここより3/24日に追加

2月26日(土)から開催中の「第五福竜丸事件 ベン・シャーンと丸木夫妻」 は、4月30日まで会期を延長することになりました。
第五福竜丸事件を主題にした丸木夫妻の原爆の図第9部《焼津》、第10部《署名》と ともに、都立第五福竜丸展示館の協力により ベン・シャーンの「Lucky Dragon」シリーズを展示して第五福竜丸事件を読み直す企画です。 同時開催しております「大川美術館所蔵作品によるベン・シャーンの世界展」も 同様に4月30日までの会期となります。 3月26日には連続トーク第2回を予定どおり開催いたします。 第五福竜丸平和協会事務局長の安田和也さん、三重大学研究員でマーシャル諸島 における核実験の研究をしている竹峰誠一郎さんをお迎えします。

また、4月2日には朗読+即興演奏公演がございます。 入館者の方は参加自由ですので、観覧後のひとときにお楽しみいただければと思 います。
【第五福竜丸事件連続トーク 第2回】
日時:3月26日(土)午後2時
講師:安田和也(第五福竜丸平和協会事務局長)、竹峰誠一郎(三重大学研究員) 朗読『ロンゲラップの海』(石川逸子詩、好村俊子朗読) ※参加自由(当日の入館券が必要です)

【What's Ne-e-e-xt? 朗読+即興演奏公演】
坂口安吾の「櫻の森の満開の下」、梶井基次郎の「櫻の木の下には」を中心に、 櫻にまつわる作品を、美術館の屋外で、 朗読と演奏で上演します。 日時:4月2日(土)午後3時〜
   ※この日は丸木美術館ニュースの発送作業日です。     ボランティア募集中です。
テキスト:坂口安吾「櫻の森の満開の下」(1947)      梶井基次郎「櫻の木の下には」(1928)      松尾芭蕉の「花(桜)」にまつわる俳句 他
出演:青柳秀侑(朗読)、高瀬伸也(演奏:ギター、フルート) (連絡問い合わせは高瀬さんまで ici-aillurs@an.em-net.ne.jp) ※参加自由(当日の入館券が必要です)

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原爆の図丸木美術館
開館時間  午前9時〜午後5時 (12月〜2月にかぎり午前9時半〜午後4時半) 休 館 日 月曜日(祝日の場合は翌平日) 夏休みは休館日なし 年末年始  12月29日〜1月3日

marukimsn@aya.or.jp http://www.aya.or.jp/~marukimsn/ 355-0076 東松山市下唐子1401 TEL:0493-22-3266 FAX:0493-24-8371
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