26日に展示に行った。午後までかかったが、花屋が土間、床の間のある日本間、蔵の中と大きく花を生けてくれて会場は秋の風情を漂わせる中に、作品を配置出来て皆納得の面持ちであった。ギャラリーの人も喜んでくれていた。後はご高覧を待つのみ。昨日は風雨が強くどうであったろうか。写真は土間で飾り付けを終えてほっとした所。左手は画廊の人。

ようやく作品を発送し終えてほっとした。今回はギャラリーのスペースがいまいち把握出来なかったので、油彩、エッチング、掛軸と小さいのがてんこもりである。スペースが許せばちゃっかり展示してもらおうという魂胆だ。一応幹事に伝えて了解は取ってあるので、もちろんごり押しなどということではない。囲炉裏端展らしくギャラリーに宿泊の了解も取ってあるので、「泊まってお行きなせぇ」などというギャラリーにあるまじきことも可能なようだ。これもギャラリーが昭和の初期の蔵のある建物をそのまま使っているという事情を抜きにしてはあり得ない。写真は赤い実をいっぱいつけた戸定邸の木。名前は忘れた。葉が落ちる頃にはもっと赤くなる。

季節季節に戸定邸のお庭に行くのを楽しみにしている。よく管理されていて季節の草花を楽しむことができる。日本庭園だが今は金木犀は終わり際で、楓はまだ青々していたが緑は緑で美しい。写真は咲始めたホトトギス。生け花でよく使われる。

鹿児島の田舎へ帰ったらまだまだむしむしと暑く、扇風機は欠かせずまわしていた。室温は30度前後を推移している。環境も行動パタンもまるっきり違ってくるが、懐かしい人にあったりと、スケジュールをこなしたのであった。九州山地の一角、地元の山、矢筈岳にも暑いのに一人で登ってきた。写真は山頂より涼しい風の吹き上げるその真下の方に向かってシャッターを切った。風に乗って蝶も空を渡っている。自分で用意したおかか梅干しの海苔で包んだおにぎりが、美味であった。ペットボトルに入れて持っていった地元の水道水も美味いのであった。

釣仙郷水元公園は釣り人があちこちで釣り糸を垂れている。小鷺も釣り人の傍らで釣果を待っているのだが、自分で捕るよりも効率よいのだろうか。

風もなく穏やかな日和で、秋の一日と云った風で水元公園へ行ってみると、赤い実をつけた錦木を見つけた。葉も一部が色づいている。いよいよですね。色鮮やかな秋の真打ち。