ヨシキリ亭in 江戸川 日々に感じた事を写真画像付きで。 | ||
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2012年3月05日(月曜日) | ||
震災からほぼ1年 | 11:12 yanagi | |
災害によって歴史に残る年となった2011年の3.11からほぼ1年が過ぎようとしている。テレビなどもドラマ化したりいろんな取り組みを局によりしているようだ。3.11前後では国民の考え方に大きく違いがでて来た、いうなれば思想に断層が現れたと行っても良いほどのものがあると思う。しかし現実の災害復興は歩みが遅く、復興庁もほんの数日前に出来たばかりだ。今回の災害は津波、地震被害ばかりでなく放射能災害がからんで来ている事が其の復興対策を難しいものにしている。津波で出来たがれきも放射能がからむ事で受け入れる自治体がほとんどない。絆が如何にお題目に過ぎなかったかという事がわかる。科学的に放射能測定して基準以下である事を確認しても関係ない。この地点では友愛もヘチマも宗教的慈悲も無い。政治も迷走中である。国家財政がピンチで増税しようとしても事態は動かない。結局は当局の発表する事に信頼性が薄いと国民が感じているのではないか。ここで思い出すのは小泉政権だが、評価は色々あろうが、とにかく国民に問いかけ、其の結果を実行したのだ。ある意味清新さがあったと言える。旧政権党は「信を問え」が口癖だが、既に答えはでているのだ。あれだけマニフェストが反古にされた日には当然だろうが、其の政治手法も古い旧来の密約、裏取引のムードたっぷりでスタート間もない頃のアジア外交でしっかりパフォーマンスである。これからでも立て直すには旧来の手法と違ったとはっきりわかるパフォーマンスが必要とされるであろうし、戦略的にしっかり見定めて集中的に成果を上げないと、当局のみならず、行く末は危うい。
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