近頃物価はますます下がる傾向にある。スーパーでも一層値下げしました、などとアナウンスしている。アベレージで言って史上最高クラスの円高なのだから、スーパーなど品物の原価は安くなる方向にあるのだろうと推察される。
別に関税をゼロにしなくても円高でやすくなるし、企業は海外生産で競争力をつけているのだ。国益の事を論じるならば、野党第一党も改憲を論じるよりも、党としての態度を明らかにしないtppを論じる方がはるかに国富、国益を論じることになるだろう。この国難の時代に改憲などという多大なリソースを必要とする事にかまけるなどという事は、もし相手があるならば、相手を利する行為ではないのか。
農業を論じるということは、いい加減な事ではない。かつて満州国建設は食料増産も其の目的の一つであって、国の将来を誤った。食料不足という非常事態を想定しなくても、国土保全も大事だ。田舎をほったらかしの荒れ地にしてよいのか。ここで急速にメガソーラー建設が話題になっているが、個人でも農地でソーラー発電やそのたほか地熱、風車、バイオなどのエネルギー生産に使えるように法律を其の方向に適応させて行って、食料だけでなくエネルギー生産活動にあてるのはどうか。いま屋根に設置しているソーラーパネルで売電による利益が年間20万前後なら農地、山林なら、其の10倍、20倍の面積はたやすいと思うが。