ヨシキリ亭in 江戸川 日々に感じた事を写真画像付きで。 | ||
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2016年4月03日(日曜日) | ||
日伊友好150周年記念、ボッティチェリ、カラヴァッジョ展 | 13:18 yanagi | |
今年は日伊友好通商条約から150年の記念の年という事で,イタリアが世界に誇る芸術家の展覧会が開催されている。さっそくボッティチェリ、カラヴァッジョ展を見に行った。前者は二度見に往き、後者は、2日に九段のイタリア文化会館で開催された神戸大学教授のカラヴァッジョ専門家の講演も聴きに行った。実際これだけまとまってみれるのは今までに無かったと思う。10年前に白金の庭園美術館でカラヴァッジョの作品が来て見に行ったが、今回は11点真筆が来ているそうだ。世界中に作品が広まっているので,昨年豪州で5点で大々的な展覧会が開催されたそうだ。ダビンチやミケランジェロはルネサンスの芸術家にあたるが、カラヴァジョはバロックの作家でイタリアではバロックの作家の方が人気で、最高額面のお札はカラヴァッジョで(我が国では聖徳太子か)その下の額面が彫刻家のベルリーニだそうだ。とにかくこれだけまとまってみれた事には感激した。 ボッティチェリはたまたまチケットが2枚手に入ったので、2回見に行ったのだが,二回目の方が理解が深くなる。出品作はテンペラの板絵が多い。だから色彩も鮮やかで細い筆で描き込んであって、見応えがあった。やはりボッティチェリ全盛期の保護者のメジチ家が美術館になったウフィツィ美術館所蔵のに、出色の作品が多い。ラーマ家の三賢人の礼拝など。ボッティチェリもこれだけまとまって来たことはなかったと思う。今日で展覧会の会期は終了だが。 カラバッジョは6月までなので,まだ見に行けます。イタリアで没後400年展のときは、世界中から見に来てチケットがなかなか手に入らなかったそうだ。自分はネットでスプーンの景品付きのチケットを購入して満を持して、見に出かけました。へ_へ | ||
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