綱島の展覧会に出かけた。帰りに近くを流れる鶴見川の岸辺に登ってみた。心地よい初夏の風が流れ、たくさんの人が思い思いに歩いたり走ったりしている。ずっと歩いてみたいと思ったがもう時計は5時を回っているので帰ることにした。岸辺にはガマが生えていたりぽつんと木が植わっていたり、鶴見川はよい川です。

出たついでに東急ハンズで偏光板2枚を購入。計294円なり。偏光板二枚の間に入れてくるくる回して黒い十文字を探すと、ありました。これを片手で持ち、もう一方の手でカメラのシャッターを押すという高度な技。なかなか見た通りには映らず苦労しました。光源の近くが文様がはっきり出るので、蛍光灯にギリギリ接近して取りました。水晶は結晶なのでこういう文様になるとか。

前回雀を捕まえたときはねていたが、今回は午前9時少し前でその勇姿をカメラに収めるべく、カメラを取りにいって映した。少し自慢げに見える気がする。その後さらに接写しようと迫ったら、口から雀を放して、雀は飛び去りそれを追っかけ、ややあって再び捕獲、いたぶっているうちに動かなくなった。最期は雀の心音が聞こえたと思った。それからキャットフードを要求する我が輩なのであった。本日は台風一過でよい天気の朝で、また外へ出て行ったが、鼠に注力してほしい。そのご又移植ごてで丁重に葬ったのだった。

20日の明け方から強い雨とその後、強い風が吹いて台風接近を実感させた。今の所静かになっているが、ネットでは一部の電車の運行をストップしているとのニュースもある。今年も台風のシーズンに早くも突入だ。観測システムが整っているのである程度対応出来るので良いが。写真は出たついでに丸善で購入した直径2cm足らずの水晶玉。デジカメで接写している。1000円でおつりが来た。売り場の人は本物の水晶だと言っていた。屈折率なども考えて、みた感じも本当の水晶玉のようだ。ガラス玉は子供の頃によく触っていて何となく感覚がある。確認するにはネットで調べてみると2枚の偏光板があれば簡単に確認出来るとのこと。

印刷屋に出していたDMと名刺が仕上がって届いた。今時は宅配便の送料込みで印刷屋は受けるので、直接自宅に届くので便利だ。印刷機にかけてから裁断機でトンボに合わせて裁断するので、仕上がりがとてもきれいだ。これから少しずつ宛名書きを進めて別納郵便でまとめて出すつもりである。このDMがたよりである。会期にちゃんと覚えておいて来ていただけるように工夫したつもりではあるが。今逆にDMをいただいている展覧会もあるので、出かけていって配らなければ。

新緑の戸定邸はどうだろうと自転車で常磐線を越えていってみると、休日ということと皆さん考えは同じようでたくさんの人出だった。藤の鉢が飾ってあり桐の花やマロニエのピンクの花が咲いていた。いつもは茶室で貸し切りの建物で徳川慶喜候がのんだコーヒーを復元してのませてくれるという。中へ入ると入り口で袴姿の男性から下足板を受け取り、案内されて座布団を敷くと床の間には帯などをさりげなく広げてあり、お庭には、黒松が枝を伸ばしエビネが花をつけ万年青が植わっているのだった。庭の端には手水の水が流れ、運ばれて来た菓子とコーヒーの器には戸定邸のネームが入っているのだった。濃く明るいブルーの器はセーブルかと驚いたが500円でセーブルが出てくるとも思えないので飲み終わってからひっくり返してうらを見たら、それでも香蘭社のものだった。コーヒーの味以上にそのたたずまいに感じ入ってずっと正座を通した。多分マンデリンだと思いますが。