ヨシキリ亭in 江戸川 日々に感じた事を写真画像付きで。 | ||
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2016年7月31日(日曜日) | ||
映画シン・ゴジラをみる | 18:00 yanagi | |
評判の監督作品ということで、期待しつつゴジラを見に行った。ゴジラの造形そのものはよかったと思うが,官邸とか対策室などのシーンは政治用語が早口言葉みたいで、説明的で眠気に教われた。ゴジラの存在自体は納得がいったが,その存在はハチャメチャなものなのだから,もっとハチャメチャな映画にしてもよかったと思う。CGの部分はよかったと思う。レーザービームを背中や尾からからだして、戦闘ヘリを爆破するシーンはすかっとした。レーザービームを出すのなら,ゴジラ自体も七色に発光してもよかった。全体に色がよくない。確かに都会は全体として,グレーなのだが、個々の部分には色彩にあふれている。赤が基調の東京駅も精彩が無かった。もっと海の青を多用するとか、手はあると思う。導入に空のボートを海上保安庁が発見するシーンがあったが、海のシーンは少ない。ゴジラは何処から来たかと言えば,海からでしょう。日本海溝は1万メートルからあるのだし、プレートの巨大なエネルギーが湧き出る所なので,そのあたりをもっと多用してほしかった。神としてのゴジラの捉え方は面白いと思った。最近神〜という言い方をするようになったが、そのようなのりでもよいと思う。日本の神は、暴れるのが基本で,山自体がご神体という所も少なくない。その暴れ方には意味は無い。だから、意味ずけは不要である。冒頭の方に津波を思わせるシーンがあったが,単純に破壊しながら水が押し寄せるだけで,ぞっとした。意味が無いから。もっと怒りのボルテージをゴジラが発散したらもっとよい映画になったと思う。人間は神の怒りに対しては,人柱を出すなどの、ほめ殺ししか手は無いのだ。
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